そんな方の参考になるように、私の就活ストーリーをご紹介したいと思います。
最近はプログラミングの記事を書いている私ですが、7年前には一応就活なるものをやりました。
簡単に当時のスペックを書くと、
- 理系、情報工学
- 大学と大学院は同じ
- 有名大学ではないがFランでもない、そこそこの大学
- TOEIC780点
7年前ですが、就活のことは結構覚えてます。正直、一番人生が決まるのって就活だと思ってました。下手したら35年同じ職場で働くものだと。
そのターニングポイントを決めるために、みんなが必死になって戦うわけです。当時は私も必死でした。
現実逃避から始まった
今でも忘れない大学院1年の12月。就活に向けてみんながリクナビの登録をし始めてました。
就活が嫌すぎた私は、研究室の教授の部屋に行きこう言いました。
「一年間海外留学してきます。」
当時は本当に海外留学したい気持ちで言ったのですが、今考えると、
「まだ働きたくない」
「就活が嫌だ」
こんな気持ちがあり現実逃避したかったのでしょう。
就活というモンスター
それもそのはず。
研究しかしてなかった中でいきなり、就活という得体のしれないモンスターが襲いかかって来るわけです。
「面接はスーツ、ネクタイでのぞみましょう。」
「自己アピールをして下さい。」
「エントリーシート、SPI、、、、」
心の中でこう思ってました。
当時の私は、企業という圧倒的パワーを持つ組織に対して、学生という弱者が働かせてくださいとお願いしに行くのが就活だと思っていました。
そりゃ嫌になりますよね。
結局、お金の都合で留学に行けなかった私は就活をすることになりました。
「なんで専門的な知識を身につけてるのに、こっちから働かせて下さいってお願いしにいかねばならんのだ。」
そんな気持ちで一杯でした。
就活が始まる
いやいやでしたけど、就活は始まってしまいました。
履歴書書いて面接受けて、ってのをやらねばいけません。
そんな時に教授からメールがきて、この会社受けてみない?と誘われました。
いわゆる教授推薦なるものです。理系の大学院生の場合、学校推薦とは別にこういうルートもあります。
私はオススメされたA社と、自分で選んだ自由応募のB社、計2社にエントリーすることになりました。
面接
面接は思っていたイメージとは違いました。
面接って言うと、選定される、圧迫面接、そんな感じでビビってましたが、実際の面接は、
「自分の話を聞いてもらえる。」
「自分の専門性と会社の仕事がマッチするか確認してくれる。」
「自分のことを褒めてくれる。」
と、意外と楽しかったのを覚えています。
私が思っていた「試験」「選定」という言葉よりも、この会社に入って自分がやっていけるのかどうかの「確認」でした。
企業に入ると分かるのですが、企業側としても学生を採るために必死です。入社してから「この仕事は合わない」と言って退職でもされたらたまったものではありません。
こういうミスマッチを無くすためにするものだと思って気軽に行けば良いと思います。
結局私はA社から内定をもらい働くことにしました。
就活の失敗談
就活でこれはやめた方が良いってことをお話しします。
面接開始の1時間前に入館する
はい、これは私が最終面接の日にしたことです。人事の方にご迷惑をおかけしました。早すぎるのは良くありません。どっかのカフェで時間を潰しましょう。
受付で入館をしてしまうと、人事の社員にメールが行ってしまいます。
もう来たのかと社員の人は焦ってしまうでしょう。
内定ゲットアピール
これも私です。Facebookに「〇〇に内定もらった」と書くのはやめましょう。まだ就活中の人がいます。
嬉しいのは分かりますがSNSに書く必要はありませんし、聞かれたら答えれば良いと思います。
大学の友達は社会に出てからも友達なので、仲良くしましょう。
こう言う些細なことでギスギスしてしまうと勿体無いですよ。
企業名自慢
これも似たような感じですが、
大企業に採用されただけで自慢をする大学生がいますが、見てて結構痛いです。
そもそも3年以内に辞めるかもしれません。
入った後にうまくやって行くかどうかの方が重要です。
最後に
ここまで書きましたが何が言いたいのかと言うと、そんなに就活に対して緊張せずに肩の力を抜いて受ければ良いと言うことです。
大企業に入っても合わずに辞める人は大勢いますし、中小企業でも楽しくやっている人はいます。
就活の時点で勝ち組、負け組なんて決まりませんので気楽にやってください。
以上です。お疲れ様でした。