コロナウイルスで浮き彫りになった労働環境問題

2020年3月2日。

コロナウイルスの影響で小中高が休みになった。

政府はテレワークや時差出勤を推奨している。

しかし、このテレワーク、容易に実施できるものなのだろうか。

今日テレビを見ていたら、吉野家のスタッフ(労働者)の子供の学校が休みになったため、吉野家がスタッフのために勤務時間の短縮を設定している、というニュースを見た。

また、会社員の母親が子供を児童保育へ行かせるために、お弁当を早起きして作りその後会社に出勤する、というハードワークをこなしていた。

飲食店や1部の企業では仕事の性質上テレワークには出来ないのだろう。

そんな中以下の記事を発見。

政府は2020年2月25日、新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにテレワーク(自宅勤務)と時差出勤などの推奨を宣言した。

大手メディアの報道によると、この日までに電通やパナソニック、資生堂、日清食品、NEC、NTT西日本、飲食品情報サイトの「ぐるなび」などが、本社社員などを中心にテレワークの開始を発表している。

しかし、インターネット上では、

「テレワークができるのは上級国民の大手企業正社員だけ」
「いや、この際ピンチをチャンスに変えて働き方改革を進めるべきだ」

https://www.j-cast.com/kaisha/2020/02/29380767.html?p=all

上級国民という言葉が使われている。上級国民・下級国民という本が出版されていたが、最近になってこのキーワードをよく聞くようになった。

テレワークができるから上級国民?なんで?と個人的には思ってしまう。

IT企業に限れば、そもそも会社に行かなければできない仕事はそうそうない。

パワポ、エクセル、ワードの仕事はパソコンが1台あれば自宅でも出来る。

多くのIT企業であればテレワークはむしろスタンダードに出来るはず。

VPNを貼る予算の問題はあるが、少しお金をかければどの企業でも出来る。別に大手企業でなくても出来る。

経営者がその投資をケチっているから従業員がテレワークできないのは可哀想な話だ。

「私は自動車ディーラーに働いていますが、テレワークなんてどの職種でも無理です。営業・経理・整備士どれも出勤してお客さんとクルマを触れないと始まりません。テレワークで済む仕事ばかりで世の中は回るのでしょうか。結局経済は人と人との触れ合いがあってのものだと思うのですが、古いのでしょうか」

自動車ディーラーや記者、鉄道整備などの仕事は現場に行かないといけない。

こういう仕事はテレワークは無理だよね。

ちなみに、東京都が都内の従業員が30人以上の企業にテレワークの導入状況を調査(「東京都 多様な働き方に関する実態調査 2019年」有効回答2068社)したところ、テレワークを導入している企業は25.1%。

1/4か、少ないなぁ。

このウイルス事件を皮切りに、テレワーク環境が整備されることを祈る。