「健康の結論」、堀江貴文、2018年9月発行、KADOKAWA、読んでみました。
概要
- 1947年に52歳だった平均寿命が2016年には84歳になった。
- 35歳までに決めないと雇ってもらえなくなる相談が多かったが、専門性を見つけていれば40歳でも50歳でも即戦力として働ける。
- バブル時代、働く人の定年は55歳が基本だった。
- 日本はツイッターやブログの利用率が世界一高いが、忖度カルチャーによる言えないストレスが反動ではないか。
- 自信は小さな成功体験の積み重ね。潰れたときにはプライドの重責を外して、バランスを拮抗させるのが良い。
- 職場でメンタルヘルス不調の人のほとんどが「一人で抱え込み過ぎました」と語る。特に男性は弱みを見せたくない、という人が多い。
- 現代は脳高負荷時代で、1日で触れる情報量は江戸時代の1年分。疲弊する脳をいかに休ませるのかの重要性が増している。
- 睡眠時間を最低6時間はキープすること。
- 毎日200人が心臓突然死している。冬季の入力中のリスクが高い。
- そばに倒れているところを目撃された心停止のうちAEDで電気ショックをかけるまで至った人は4.5%しかいない。
- お酒を飲めば飲むほどポリープもガンも増える。
- 大腸がんの予防薬としてアスピリンが注目されている。
- 脳卒中の原因は高血圧、糖尿病、悪玉コレステロール、不整脈、喫煙。
- HPVは性交渉を行ったことのある男女の約80%が1度は感染するありふれたウイルス。
- ほとんどの国がHPVワクチンの接種を義務化しているのに、日本だけがやっていない。
- 日本では成人の約80%が歯周病にかかっている。
- アメリカでは、フロスorダイ、というくらい、デンタルフロスの習慣が身についている。
- スウェーデンやフィンランドでは、歯石除去を無料で受けられる。
- 就寝中は鼻呼吸をするのが良い。
- レーシックは人生の質を高める。
感想
心筋梗塞、脳卒中、ガン、と3大死亡原因を予防するための方法が書かれている。
男性は肺がん、女性は大腸がんで死亡する人が多いらしい。
便秘が多いのも女性だし、大腸の作りが違うのだろうか。
歯周病の話も興味深い。
アメリカでは「フロスorダイ」の考え方がありデンタルフロスを習慣になっているようだ。
確かに海外で外国人が電車の中でフロスをしているのを見たことがある。
私もデンタルフロスは毎日している。
日本人は確かにフロスをやる習慣がなく、年をとって歯が残っている人が少ない。
年間のメンテナンスや毎日のフロスが必須化した方が良いと思う。