しがみつかない生き方

普通の幸せを手にいれるにはどうしたら良いのか。そのための10のルールを解説している本です。内容的には読みやすく1日で読めました。

まず最初に出てくるのが恋愛にしがみつかないこと。世の中には酷い彼氏であってもその彼氏のことを思い続けメールが返ってくるのをずっと待っている女性がいるそうです。四六時中寂しいと感じて恋愛に依存している人は、人生において友人や仕事の比率が少ない。友人が多かったり、仕事で認められていれば、恋愛でうまくいかなかったとしても他で頑張るように助言できます。しかし、そうではない人も世の中にはいる。

30代男性の私から言うと、周りに恋愛にしがみついている生き方をしている友人は少ない。恋愛にしがみつくと言う考え方がそもそも無い。私自身、10代や20代初期の頃は恋愛に振り回されることがあったように思えるが、20代後半くらいからあまり気にならなくなった。よって、恋愛によって振り回されるのは女性が多いのでは?と思いながら読んだ。

物事に白黒つけるのも良くない。例えばタトゥーの問題。タトゥーを彫った人が後悔して消そうとしているのをみて「私はそんなことしない」と非難するのは良くない。タトゥーを掘ることが黒なのか白なのかすぐに決めつけるのではなく、少し待って様子を見ることが大事なのである。

仕事に夢を求めない。新約聖書によれば「人はパンのみにて生くるものに非ず」と言う有名な言葉がある。では人は何のために働くのだろうか?やりがい、夢、自己実現、好きなことを仕事にする、など世の中では仕事を美化しすぎている。人はパンのために働くのだ。深い意味はなくても仕事を続けることはそれだけ意味がある。

お金にしがみつかない。2004年あたりからお金を稼ぐことやお金の話をすることは悪いことではないという考え方が流行った。堀江貴文、小室哲哉などがビジネスで成功したのもこの時期であった。しかし、2008年のリーマンショックを契機に、日本の経済は大打撃を受け、堀江や小室はインサイダーや詐欺罪で逮捕され、お金、お金と騒ぐ人はトーンダウンしたように思える。また景気が良くなれば、ビジネスで成功した人が持てはやされるかもしれないが、大事なのはお金にこだわらずに行きていくことである。