ラズパイで防犯ロボットを作ってみました。
ラズパイに人感(焦電型赤外線)センサーとカメラをつけて、人が通ったら撮影するものです。
使うもの
- ラズパイ3 ModelB+
- 赤色LED
- ラズパイ専用カメラ
- 人感センサー
[toc]
回路図
焦電型赤外線センサーの回路図は前回の作ったものと同じです。
LEDは人感センサーが人を検知した時に光るようにしています。
ラズパイ専用カメラも使っています。

こんな感じです。

作ってみて思いましたが、ラズパイ専用カメラはケーブルがキシメンのような白いケーブルなので設置しづらいです。USBカメラの方が良いかもしれません。
人感センサーもうまく固定したかったのですが、本の上に置いただけですw
コード
人感センサーが反応したら、現在時刻を取得して写真をとります。
写真を撮るにはpicameraを使います。ラズパイに入っていたpython3にデフォルトのパッケージで入っていました。
import RPi.GPIO as GPIO from time import sleep import picamera from datetime import datetime camera = picamera.PiCamera() camera.resolution = (600, 800) camera.hflip = True camera.vflip = True SENSOR_PORT = 27 LED_PORT = 21 GPIO.setmode(GPIO.BCM) GPIO.setup(SENSOR_PORT, GPIO.IN) GPIO.setup(LED_PORT, GPIO.OUT) try: while True: v = GPIO.input(SENSOR_PORT) print(v) if v == GPIO.HIGH: GPIO.output(LED_PORT, GPIO.HIGH) now = datetime.now().strftime("%Y_%m_%d_%H_%M_%S") print(now) camera.capture(now+'.jpg') sleep(1) else: GPIO.output(LED_PORT, GPIO.LOW) sleep(0.1) except KeyboardInterrupt: pass GPIO.cleanup()
実行すると、人が近くたびに、写真を取ってくれます。
ただ人が写っていない写真が結構撮れました。
理由としては以下の2つ。
- 人感センサーの視野角がカメラに比べて広い
- 人感センサーは人が去った後も数秒間はOFFにならない
人感センサーは安全側に倒して作られているようです。用心深い人にとっては嬉しい仕様ですね。
何回か試しましたが、検知漏れはありませんでした。確実に検知してくれます。
自分の部屋につけて監視するのも面白いかもしれません。
おわり。