【Unity】admobのバナー広告をつけてiOSアプリを作ってみた-その2-

前回の記事でadmobの導入手順についてざっくりと書きました。

【Unity】iOSアプリにAdmob広告を追加してみた

後で読み返した時にやり方が分からなかったので、もう少し詳細に書いていきたいと思います。

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admobで広告ユニットを作成する

アプリに広告を掲載するにはAppIDと広告IDが必要です。

admobのページから以下の手順で作成します。

まずはアプリの設定をします。

次に広告ユニットを作成します。以下はバナー広告の例です。

広告ユニットを追加ボタンを押します。

バナーを押します。

広告ユニット名は適当で大丈夫です。自分が分かるようにしておきます。

これでadmobページでの作業は終了です。

UnityにMobile Ads SDKを入れる

ここからはUnityでの作業になります。

以下のGoogle公式のページの通りにMobile Ads SDKを入れていきます。

https://developers.google.com/admob/unity/start

私が入れた時にはv5.4.0でした。

External Dependency Managerをインストール

「Game Package Registry by Google」のチェックがついた状態で「Add Selected Registries」を押します。

インポートするパッケージが古いとバージョンアップを促されるので「Apply」を選択します。

アセットフォルダの中に以下の「Google Mobile Ads Settings」が追加されているので開きます。

App IDを設定します。

広告表示用のスクリプトを作成します。

using UnityEngine;

using GoogleMobileAds.Api;

public class AdMob : MonoBehaviour
{

    // Use this for initialization
    void Start()
    {

        // 本番では自身のアプリIDを設定します
        string appId = "ca-app-pub-2944629957980857~3013226280";

        // Initialize the Google Mobile Ads SDK.
        MobileAds.Initialize(appId);

        this.RequestBanner();
    }

    private void RequestBanner()
    {
        // 本番では 自身の広告ユニットIDを設定します
        string adUnitId = "ca-app-pub-2944629957980857/7543498238";

        // Create a 320x50 banner at the top of the screen.
        BannerView bannerView = new BannerView(adUnitId, AdSize.Banner, AdPosition.Top);

        // Create an empty ad request.
        AdRequest request = new AdRequest.Builder().Build();

        // Load the banner with the request.
        bannerView.LoadAd(request);
    }

    // Update is called once per frame
    void Update()
    {

    }
}

空オブジェクトを作ってアタッチします。

Unityで実行すると、、、

バナー広告が出ました!!

ここからUnityでiOS向けにビルドします。

Xcodeでビルドした時のエラー

Xcodeでビルドした時にエラーが出たのでメモしておきます。

「ld: library not found for -lGoogleUtilities」

「.xcodeproj」を開いてビルドすると発生するようです。

「.xcworkspace」を開いてビルドしたら解決しました。

以上です。

ABOUTこの記事をかいた人

個人アプリ開発者。Python、Swift、Unityのことを発信します。月間2.5万PVブログ運営。 Twitter:@yamagablog