Jupyter Notebookの基本的な使い方を学んでいきます。
[toc]コードの補完機能
Jupyterにはコードの補完機能があります。
これを使うとコードの入力スピードがアップするので是非使いたいところですね。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-17.43.40.png)
コツとしては、一度importを実行しておくことです。math.cまで入力し、tabを押すと以上のようにコードの補完が出てきます。
セルの分割
以下のようにカーソルを二行目の終わりに持っていきます。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-17.43.01.png)
EditからSplit Cellを選択
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-18.40.05-1024x649.png)
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-17.42.39.png)
セルの分割ができました。
MarkDownを使ってコメントを書く
コードのコメントを書くことはとても重要ですね。
JupyterではMarkDownを使うことで、コードの説明を残せます。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-18.04.20-1024x271.png)
見出しは「##」、太字は「**」で囲むようにしています。
実行する前に、セルのタイプがMarkdownになっているか確認してください。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-18.45.10-1024x208.png)
実行すると以下のようになります。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-18.04.40-1024x175.png)
処理を途中で中断する
ディープラーニングなどの重い処理を走らせているときに、途中で止めたい時があります。
KernelからInterruptを選択すると、処理を中断できます。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-19.01.09-1024x535.png)
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-19-17.57.58-1024x587.png)
5秒スリープするコードを10回行うコードです。途中で中断すると以上のようにKeyboardInterrupt
の文字が表示されます。
シェルを使う
JupyterがMacやUbuntuにインストールされている場合は以下のようにシェルのコマンドが使えます。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/cat-1024x472.png)
マジックコマンドを使う
マジックコマンドは%から始まり全てのOSで使えます。カレントディレクトリを取得してみます。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/pwd.png)
str、つまり文字列で取得できたことが分かりました。
次に、プログラムの実行時間を計測してみます。%time
を使って計測します。
![](https://ymgsapo.com/wp-content/uploads/2019/01/time.png)
まとめ
いかがでしたか。普段Jupyter Notebookを使っている人でも意外と知らない機能があったかと思います。特にコードの補完や、カレントディレクトリの取得、時間計測は覚えておくと便利かと思います。