リモートのサーバやラズパイのコードを書く時は、Pycharmのリモートインタプリタの設定をすると便利です。
例えば、ラズパイにOpenCVを入れたけど、ローカルPCの開発環境にはOpenCVが入っていないので、コードの補完ができない!ってことあると思います。
リモートインタープリターを設定すれば、リモートのPython環境を設定できるのでこの問題を解決してくれます。
リモートインタプリタはSSHでログインできるサーバであれば設定することができます。
SSH経由でのリモートインタープリターはPycharm Professonal(有料版のみ)です。
この記事では、ラズパイ上にあるPythonをリモートインタープリタに設定してみたいと思います。
Pythonの場所を確認
ラズパイにSSHでアクセスして使っているPythonのパスを表示します。
pi@raspberrypi:~/tmp $ which python3 /home/pi/.pyenv/shims/python3
Pycharmの設定
次にローカルのPycharmで、
「Pycharm」、「Preferences」、「Project Interpreter」の順に押します。
右のほうに歯車マークがあるので、Addを選択し、「SSH Interpreter」を選択。
ラズパイのIPとUsernameを入れます。

うまくいくと以下のようになります。

Path mappingを設定しておくと、自動的にローカルのPycharmのプロジェクトがリモートのフォルダと同期されるのでこちらも便利です。
ラズパイに入れたOpenCVのコード補完ができました。

おわり。