iPhoneアプリを初めて作る人におすすめの本

初めての人にオススメ

iPhoneアプリの開発と聞いて難しそうだと思う人は多いと思う。

私も、この本を読むまでは難しそうだと思っていた。

この本は初心者でも分かるように画像が多数配置されているため分かりやすい。

初めての方でもついていけるように丁寧に説明されている。

私は何か1つアプリを作ってみたい。と前々から思っていたので、ハンズオン形式の本書は非常に助かった。

地図を表示させるアプリ、写真をSNSに共有するアプリ、ニュースを取得するアプリ、など様々なアプリをハンズオン形式で作る。

私は元々Pythonでプログラムを書いていたので、クラスや関数などの基本的な項目は理解していた。

しかし、iPhoneアプリ特有(Xcode特有というべきか)の機能については全く分からなかった。

例えば、ストーリーボード。

iPhoneアプリでは、ストーリーボードを使ってUI画面を構築する。

その際には、ライブラリからボタンやラベルなどのパーツをストーリーボードに配置し、コードと接続する作業が必要になる。

controlボタンを押しながら、ドラッグ&ドロップで部品をコードに接続する。

この操作はXcode特有だが、写真が多い本書を読めば挫折することなく進められる。

オリジナルアプリを作ってみた

地図アプリや写真アプリなど記載されているアプリを理解したら、自分で機能を追加してオリジナルアプリを作ってみると良い。

私はニュースアプリを改造して自分の興味がある情報セキュリティのニュースを読むためのアプリを作成した。

自分が欲しい機能を開発するのはとても頭を使うし実現できた時はとても嬉しい。

実装してみた機能は以下の通り。

  • 複数のニュースサイトから記事を取得
  • XMLから日付や時間をパースできるようにした
  • 取得した記事を時間順にソート
  • 画面を引っ張ると記事が更新されるPull To Refresh機能
  • 記事のダウンロード処理は別スレッドで行うようにした
  • テーブルビューのセルをカスタマイズして日付とサイト名を表示

Swiftは有名な言語であるため、検索するとYoutubeや英語のブログが山のように出てくる。

ネットの情報を理解して実装する。トライアンドエラー。

この過程がたまらなく楽しい。

没頭する魔力

アプリ開発にも人を没頭させてしまう魔力があります。この本を通じて皆さんにもこの魔力を感じていただけるお手伝いができれば幸いです。(p4)

アプリ開発には没頭する魔力が秘められている。

確かにいざアプリを作っているといつの間にか時間が過ぎていた。

タイムマシンで時間をスキップしたような感覚。

没頭する魔力への扉を開けてくれたこの本に感謝です。

ABOUTこの記事をかいた人

個人アプリ開発者。Python、Swift、Unityのことを発信します。月間2.5万PVブログ運営。 Twitter:@yamagablog