MacのUnityエディタではサクサク動くのに、iPhone実機だとアプリが何だかモッサリして遅い。
今作っているアプリでは、Update関数の中でカウントアップを行い、一定数になったらボールを生成する処理を書いた。
しかし、よくよく考えると、Update関数が同じ時間で呼ばれる回数は端末(PC、スマホ)の性能(FPS)に依存する。
どの程度違うのだろうか。
PCで実行する場合、UnityエディタのStatsボタンでFPSが確認できる。

時間ごとに値は変わるが大体「60 〜 135」FPS出ている。
iOSだとデフォルトのFPSが30のようだ。
Unity iOS ではアプリケーションがレンダリングループを実行する頻度を変更することが可能です。デフォルトでは 30 フレーム毎秒です。
https://docs.unity3d.com/ja/2019.4/Manual/iphone-iOS-Optimization.html
そりゃ大きな差が出ますわ。2〜4倍くらい違うじゃんね。
UnityでFPSを上げる設定をしてみます。
「Project Settings」→「Quality」で以下の設定項目があります。

これを「Don’t Sync」に変更します。
private void Awake() { //フレームレートの設定 Application.targetFrameRate = 60; }
これでiOSビルドしてあげればUnityエディタと同じ速度で動きます。