こんにちは。のっくんです。
この記事では、電子工作&プログラミングをしてスイッチを押した時にLEDが光るようにしたいと思います。
使用するもの
- ラズパイ3 B+
- ブレッドボード
- ジャンパー
- 赤色LED
- 抵抗330Ω
- タクトスイッチ
組み立て
GPIOの割り当て表を元に、配線していきます。

https://www.raspberrypi.org/documentation/usage/gpio/README.md
スイッチ:3.3Vの電源と15番ポート
LED:GNDとLEDのマイナス、21番ポートと抵抗とLEDのプラス
ポート番号はそれぞれ15番と21番を使っていますが、空いているGPIOであればどれでも構いません。

コーディング
ハード側の準備ができたところでコードを書いていきます。
前回の記事と同じラズパイにデフォルトで入っているPython 3.5を使います。
`RPi.GPIO`と言うパッケージがデフォルトでインストールされています。
これを使うと、GPIOの操作ができます。
基本的なコードの流れとしては、
- `GPIO.input`を使って、スイッチの入力をチェックする
- スイッチの状態によって、LEDを光らせたり消したりする
配線するときに使ったポート番号を使うので、確認してください。
import RPi.GPIO as GPIO import time SWITCH = 15 LED = 21 # GPIOのポート番号で指定する GPIO.setmode(GPIO.BCM) # スイッチのプルダウン抵抗を使用する GPIO.setup(SWITCH, GPIO.IN, pull_up_down=GPIO.PUD_DOWN) # LEDをアウトに設定 GPIO.setup(LED, GPIO.OUT) # LEDを消灯させる GPIO.output(LED, GPIO.LOW) try: while True: if GPIO.input(SWITCH) == GPIO.HIGH: print("high") GPIO.output(LED, GPIO.HIGH) else: print("low") GPIO.output(LED, GPIO.LOW) time.sleep(0.1) except KeyboardInterrupt: GPIO.cleanup()
動作確認
スイッチを押した時に、LEDが光るようになると思います。スイッチを押していないときは光りません。