「夢をかなえるゾウ」、水野敬也、をKindle Unlimitedで読んでみました。
主人公は普通のサラリーマン。
そんな彼のところに、自称「神」のゾウが、成功者の秘訣を教えてくれます。
全体的に読みやすく、理解しやすい文章。
印象に残った言葉をまとめます。
目次
靴を磨く
イチローは毎日練習後にグローブを磨いていたそうだ。
商売道具をピカピカに磨くことが成功者の秘訣の1つだという。
サラリーマンにとっての商売道具である靴を磨くのは成功者への第一歩なのだろう。
収入の10%を寄付する
ユダヤ人の律法書には「汝の収入の10%を分け与えよ」と書かれている。
スタンダード・オイルのロックフェラーも実際に収入の10%を寄付している。
偉大な仕事をする人はマジで世の中を良くしたいと思って純粋に思って生きている。
その分人から愛されたり、大金が流れ込んでくる。
腹八分目
「一切の持病は宿食を本トス」
釈迦の言葉で、宿食というのは食べ過ぎのこと。
腹8分目で止めるように過ごすと生活が変わる。
と、言いながらゾウはお腹いっぱいまで食べてすぐに寝てしまった。
反面教師で説得力がまるでないw
人が欲しがっているものを先取りする
フォードは、より遠くまで走るために、馬ではなくて車を作った。
人が何を考えているかを考えて、予想して、提案していく。
トイレ掃除をする
トイレ掃除を徹底している店はお客さんが入っている。
トイレは店の顔。
その日頑張ったことを褒める
手塚おさむは死ぬ直前もベッドの上でも漫画を描いていた。
漫画を描くという努力は、努力でもなんでもなく、その状態になることは誰にでも可能なことだ。
頑張ったり成長することが楽しいことだと自分に教える。
そのために、寝る前に頑張ったことを1つ思い出して自分を褒める。
運が良いって口に出して言う
他人が起こす出来事、身の回りの環境で起きる出来事は全部自然の法則通りに発生している。
だからその法則に合わせて自分を変えていかなければならない。
その法則と自分のズレを矯正することが、成功するための方法であり、成長と呼べる。
自分にとって嬉しくないことが起きても、運が良いと思う。
そしたら脳みそが勝手に運がいいことを探し始める。
そうやって自然の法則を学んでいく。
誰か一人のいいところを見つけて褒める
アンドリューカーネギーは、鉄鋼業で大成功してカーネギー大学を作った人。
カーネギーは同業者を合併するときに、相手の会社の名前を残すようにした。
カーネギーは鉄鋼のことは知らなかったが、相手の自尊心を満たすことを徹底したおかげで成功した。