お金を生み出す”朝30分”の習慣、田口智隆、大和出版、2011年10月発行。
付箋数:6
満足度:★★★★
KDDIが発表した調査によると、早起きの人は遅起きの人よりも100万円ほど貯金額が大きかった。
この結果からもわかる通り、早起きの人はお金を生み出す習慣が身についていると言って良いだろう。
早起きの人は時間の管理がしっかりできており、お金の管理もできるのだ。
朝バタバタして時間に追われている人は同様にお金にも追われている。
本書では朝30分早く起きることを推奨している。
30分早く起きて、読書をするのが良いそうだ。
朝の勉強会でやっているのは、読書をしてその内容を発表するというもの。
本のジャンルは問わないが、お金を貯めることが目的であれば
仕事の本が良い。
では、早く起きるにはどうすれば良いのか?
それは起きた時間と寝た時間の記録を取ること。
レコーディングをするだけで意識が向いて早く寝て早く起きるようになるのだ。
ちなみに、私はAppleWatchで睡眠の記録を取っている。
AutoSleepを使うと自動的に記録が取れるからオススメである。
ダイエットも同様だ。
ダイエットしたいなら必ず毎日の体重を記録するようにすること。
これだけで体重に意識が向いて痩せるようになる。
そういえば、私もスマホと連動する体重計を買って毎日記録をすることで、10kg痩せた。
体重を把握することでその日の食事を我慢することができるのだ。
その辺りの話は以下の記事に書いてあるので宜しければ読んでいただきたい。
ダイエット中は早起きをしていたが良い習慣が芋蔓式に身に付いた。
毎日体重計に乗るようになり、そのおかげで食事にも気を使うようになった。
外を散歩したり、走ったり、英語学習、読書もするようになった。
ダイエットに必要なのは、食事制限だ。いくら運動をしたところで食事の量が
増えていたらそれは意味がない。
早起きして得られるのは、お金だけでなく、軽い体、健康、学習習慣など、実に様々なものなのである。