概要
ノルウェーはもともと貧しい国だったが、1969年に北海とノルウェー海に石油と天然ガスが見つかり豊かになった。
国民の1部が豊かになるのではなく、国民全体が豊かになった。
石油は輸出し、自国の電力はほぼ全て水力発電で賄っている。
ドイツで教会で結婚式をあげるには教会に教会税を払っている必要がある。
原理主義では他の宗教は悪だと決めつけ殺しても良いと考える。
9世紀半ば、フランク王国が分離して、イタリア、フランス、ドイツの基礎が出来上がった。
16−18世紀、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの3者間で行われた3角貿易によって、300万人の奴隷が交換された。18世紀のイギリスの金持ちの家では黒人の奴隷を置くのが流行になっていた。
ドイツの中流階級の人たちは、バスや電車などの公共交通機関を利用しない。
アフリカ大陸の貧困に絶望した難民はオンボロボートでヨーロッパを目指してやってくる。
EUは難民対策として各国で難民を分担して受け入れている。
感想
教会税なるものがあることに驚いた。
ドイツ人は教会税を払っていないと教会で結婚式を挙げることができないのだそうだ。
それに比べて日本人はキリスト教徒でもないのに、教会で式を挙げられる。
キリスト教徒でもないのにクリスマスをお祝いしている。
確かに違和感がある。
ちなみに、キリスト教徒には2つの宗派カトリックとプロテスタントがある。
この2つの宗派の違いは調べたけどよく分からん。
アフリカ難民の問題も興味深い。
貧困の危機にあるアフリカ難民はボロ船を使ってヨーロッパを目指した。
日本では難民の受け入れは年間6人しかいないが、EUの各国では年間数万人の規模で受け入れをしている。
難民の受け入れという言葉自体日本では聞かないが、ヨーロッパでは問題になっている。