夜眠れない、寝起きが悪い、夜途中で起きてしまう。
そんな悩みを抱えている人も多いと思う。
日本では平均睡眠時間が6.5時間と言われており、フランスやアメリカと比べて短い。
睡眠時間が少ないと睡眠負債が溜まっていき、仕事のパフォーマンスが低下する。
とは言われても、睡眠負債が溜まっているのか、自分は熟睡できているのか分からないという人も多いだろう。
そんな時には、睡眠記録アプリ「Sleep Meister」を使ってみると良い。
睡眠の質を向上させるためには、まず自分の睡眠の記録を取り、自分の現在地を知ることから始まる。
自分の睡眠を知ることがハイパフォーマンスの睡眠への第一歩だ。
使い方は簡単。
自分の起きたい時間を設定して、STARTを押す。
あとは枕元に置いておけば、睡眠を計測してくれる。
アラームは30分の中で眠りが浅い時間に鳴る。
理想的な睡眠
私がスッキリ起きられて、1日中気持ちよく働けた前日の睡眠記録を載せてみる。
前半は深い眠りが多くぐっすり眠れている。
後半にいくにつれて浅い眠りが増えている。
浅い眠りの時にアラームが鳴ったのでスッキリ起きられたのだ。
睡眠は、深い眠り、浅い眠り、覚醒の3つからなる。
深い眠りはノンレム睡眠と呼ばれ、その日のうちに脳に入ってきた情報を整理する。最初の90分間のノンレム睡眠で最も成長ホルモンが分泌されるため、最も大事な睡眠は最初の90分であると言われている。ノンレム睡眠は睡眠の前半に多くみられ、睡眠の後半になるにつれて少なくなる。
一方で浅い眠りは、レム睡眠と呼ばれる。レム睡眠では整理された情報を統合し過去の出来事と関連づける。夢を見るのもレム睡眠の間だ。レム睡眠は睡眠の前半は少ないが、後半にかけて増えてくる。
理想的な睡眠では、1サイクル目が最も深く、2サイクル目、3サイクル目にいくにつれて、睡眠が浅くなっていく。
最悪な睡眠
次に、夜中ほとんど眠れずに朝アラームで叩き起こされ、1日中具合が悪かった時の睡眠記録だ。
記録上は眠ったことになっているが、実がこの日は1時半くらいまで眠れなかった。
そして、眠れたと思ったら2時半頃にキッチンタイマーが誤動作し、起こされた。(覚醒している箇所)
そして明け方深い眠りに入ったが、深い眠りのまま叩き起こされた。
この時の朝の気分は最悪だった。思い出したくもない。
日中も仕事が捗らなかったのを覚えている。
まとめ
このように睡眠は、その日1日の体調を決定する重要な要素だ。
睡眠を記録してみるだけで、自然と健康意識が強まり、早寝早起きや朝散歩する習慣ができた。
夜熟睡するには、
- 朝散歩して日光を浴びる
- 朝食を食べる
- 寝る90分前にお風呂に入る
- 夕方以降はカフェインの摂取を控える
などの工夫が有効的だ。
私がこれを実践しハイパフォーマンスな睡眠ができて、朝スッキリと起きられるようになった。
仕事中も体調が良くなり機嫌が良くなった。
週末も1日中寝ていることなく、同じ時間に起きることができるようになった。
睡眠に興味がある人は以下の本を読んでみると良い。