「結局、人生はアウトプットで決まる」、中島聡 著を読んでみました。
いやー、この著者の本は初めて買ったのですが、読んでみたら満足しました。
著者は当時時価総額が世界一だったNTTの研究所を1年ほどで辞め、マイクロソフト(MS)にプログラマとして入社。
ウィンドウズ95を開発に携わった伝説のプログラマで、アメリカのシアトルに住んでいます。
アメリカでソフトウェアエンジニアとして働く。
海外生活×外資勤務×スーパープログラマ×ブロガー
非の打ち所がない。
理系の大学院を出た人なら誰もが憧れる働き方。
そんなハイスペックな方の本のタイトルが、人生はアウトプットで決まるというもの。
つまり、ブログというアウトプットを持つことが、私にとっての最高のマーケティングツールでもあり、勉強術になっているのです。
目次
ブログで実名を晒す
そこで、私がおすすめするのが実名ブログです。
有名になったブロガーさんって皆さん実名でやっていますよね。
顔写真も本人のものですし。
でも私のようなサラリーマンブロガーにとっては、身バレのリスクがあるので実名でやりづらいんですよね。
MSのような外資系企業であれば良いかもしれませんが、日系企業だとちょっと身バレのリスクが高い。
どこかのブロガーも身バレはしないようにした方が良いと言っていたと思います。
この実名かそうでないかの議論は度々ありますが、私は会社に所属する限りは仮名でいこうと思います。
本音は実名でパーソナルブランディングしたいですけどね。
イースト菌
そう。今の時代、パン作りの中でも「イースト菌」という特定の要素1つに興味を持ってくれる人がいるのです。
マイナーなことでもアウトプットする限り誰かが興味を持ってくれる。
インターネットがもたらす情報革命ですね。
私が好きなことは、ブログと英会話とプログラミング、ガジェット、旅行です。
このブログのジャンルになっていることが大好きです。
好きなことの見つけ方
「ベーシックインカムが導入されたら、あなたは何をするか」、そして「アウトプットしてみて、1ヶ月以上ムリせず毎日続くのか」。
これこそがあなたにとってのリトマス試験紙になるのです。
面白いですね、この考え方。
そういえば私は以前、お金持ちになったらというタイトルで記事を書いたことがあります。
海外旅行は無理でも、せめて「地方に移住して、好きな本を読んでブログを書く!」そんな生活をしたい。ブログで生活できるようになりたい!
自分の好きなことを見つけることは幸せへの第一歩。
ぜひこの試験紙を使って自分の好きなことを見つけたいものですね。
アウトプットは仮説でOK
ネット上で書いてアウトプットする際には、「100%誤りのない状態に仕上げないとツッコまれたり、炎上したりする」というイメージがあるかもしれません。しかし、「仮説」の状態でアウトプットしても何ら問題ないのです。
「なぜ日本のソフトウェア産業はアメリカに勝てないのか」の理由を以下のように述べています。
メジャーリーガーのように大切に扱われるアメリカのソフトウェアエンジニアと違い、日本のIT業界のソフトウェアエンジニアは「新3K(キツい・厳しい・帰れない)」などと揶揄されるくらい厳しい労働環境に置かれているのが現状です。
エンジニアの実力不足ではなく、社会構造や政治の話が複雑に絡んでいることが背景にある。
私もブログを書いていて思うのですが、何かを書くときや自分の言葉で表現するときには要点を理解していないと書けない。
要点を理解するために何度も引用元を読み返す。
これが最高のインプットになるわけです。
この本を紹介している今でも、本の内容を復習し要点を絞っています。
ブログは最高の学習方法になっているんですよね。
インプットの極意は「当事者意識」にあり
私が自然に実践していた、インプットの質を飛躍的に上げる方法があります。
それはズバリ「ものやサービスを買う」という行為です。
テスラやiPhone、ビットコインを購入したことでそれらに対して飛躍的に興味が湧いて勉強したそうです。
なるほど。身銭を切ることは当事者意識を持つことになり、良いインプットになるのか。