折れる力

折れる力 流されてうまくいく仕事の流儀 (SB新書) (日本語) 新書 – 2016/12/6

概要

折れるとはどういうことだろうか。

例えば、自分の企画について「こっちの方が良いよ」と別の意見を提案してきた時。

本来であればムッとしてしまい反論してしまいそうだが、そこで折れる。

つまり、相手の意見を取り入れる。

相手の意見を取り入れることは、相手を信頼することであり、より良い成果を出していく上で大事なことである。

相手との信頼関係が生まれ、職場の風通しが良くなる。

著者は折れるようになってから、新しい仕事がどんどんくるようになった。

自分のアイデアではないが、他の人の意見を採用することで作品がヒットして受賞したことも多数あるという。

自分の理想を持たない、こだわりを持たない、その場でその場で臨機応変に対応する。

ロケで、道具を忘れた、天候が変わった、などイレギュラーなことはたくさんある。

なぜできないのかと怒ることなく、その場でできることを探して提案する。

失敗した時には「ま、いっか」と思って、別の方法を探す。

フットワークが軽い、柔軟性がある、相手の意見を聞く。

このスタイルを持った人は仕事がうまくいく。

映画監督の意見が絶対的であるように思えるが、監督の意見だけだと視野が狭くなり良い作品が作れなくなってしまうのだ。

何を活かすか

理想を持たないことや、「ま、いっか」と切り替えて行動することは仕事を進める上でとても大事なことだと思う。

人は誰しもプライドがあり他人の意見を受け入れるのは容易ではない。

しかし、そこでグッと堪えて相手の意見を採用し、うまく行ったら褒めることで信頼関係を築いていける。

本書は全てのサラリーマンが読むべき一冊だと思う。