SLEEP 最高の脳と身体を作る睡眠の技術、ショーン・スティーブンソン、花塚恵訳、ダイヤモンド社、2017年2月第1冊発行。
付箋数:14
満足度:★★★★★
誰かに睡眠の本を紹介してほしい。
と言われたらこの本を紹介したい。そのくらい良い本。
私は睡眠の本を3冊読んでいてこれが4冊目だがこの本が1番良い。
翻訳者が優秀だと思うのだが、自然な日本語で書かれているため、
スッと頭の中に入ってくる。
問題点だけでなく自分が何をすれば良い睡眠を取れるのかが分かる。
実践できそうなこととしては、以下の通りだ。
- 午前6時ー8時半の間に太陽の光を浴びる
- 夜はブルーライト防止のためスマホなどの電子機器を使うのを避ける。
- 午後9時から11時の間には寝る。ゴールデンタイムである10時から2時の間の睡眠を見逃さない。
- 午前中に運動する。
- 週2回筋トレをする。
- 加工食品を食べるのを減らす。
睡眠と食欲は深く関係している。
睡眠が足りていない人は絶対にダイエットは成功しない。
睡眠不足になると、扁桃体が活動的になる。
扁桃体が活動的になると疲れてお腹が空いた状態になる。
「超人ハルクが脳を乗っ取る」とは良くいったもので、
自分の意思では行動を制御できなくなり、ついついダイエットのために
食べないと決めていたものを食べてしまう。
ダイエットで体重を減らしたいならしっかり寝ようということだ。
また、寝る時間もいつでも良いわけではない。
ゴールデンタイムを意識しよう。
この時間帯に寝ることで成長ホルモンが多く分泌される。
疲れづらく若々しい見た目になる。睡眠はアンチエイジングに効果的なのだ。
投資と睡眠はいつやるかが大事である。