梅こんぶ vs 炒飯

サラリーマンの昼食の時間は歯車のように回っている勤務時間の中で楽しみにしている人が多い。会社の近くの王将などの中華料理はサラリーマンで一杯になる。そんな中、私はダイエット目的でセブンのオニギリ2個と野菜ジュースを飲んでいる。オニギリの種類は適当に選んでいる。いくつか違う種類のおにぎりを買ってカロリーを調べてみた。梅こんぶが148キロカロリー、焼きおにぎり195キロカロリー、炒飯おにぎり273キロカロリーであった。なんと、炒飯おにぎりは梅こんぶおにぎりの倍近くのカロリーを含んでいるのだ。

これは自分にとって衝撃の事実だった。おにぎりのサイズは同じなため、含まれる米の量もだいたい同じ。なのになぜこんなにカロリーの違いが生まれてしまうのだろうか。そう、油コーティングのせいである。炒飯などの中華料理などはまさにその典型で、米や麺などの炭水化物に大量の油が注ぎ込まれ調理されている。そのせいで、カロリーがどかーんとアップしてしまうのだ。静かなオフィスのお昼休みのなかで、この衝撃の事実に一人驚いていた。

なぜ、油コーティングをしているのか。それは単純に人間が油を美味しいと感じるからだろう。無機質な味のものでも揚げ物にしたり、大量の油で炒めると美味しくなるのだ。油と炭水化物の組み合わせは最強に相性が良く、人が食べると美味いと感じる。美味いと感じるが、糖質と脂質の組み合わせのためカロリーが高い。

そう言えば、小学生の頃、今考えれば完全にメタボな父親に連れられて週末は家から少し離れた中華料理を食べに行っていた。週末に食べる炒飯と五目あんかけ焼きそばが家族にとっての癒しであり極上の楽しみであったのだ。それほど中華料理は美味しくて、炒飯を発明した中国人は天才なのではないかと思っていた。

先日、池袋の駅前を散歩して思ったことがある。居酒屋の数が最も多いのだが、意外と中華料理屋の数が多い。東京全体を見ても、至るところに中華料理屋は存在する。中華料理屋を起点として中国人が日本に侵入してきているのだ。中国人といえば、最近中国では肥満の問題が顕著になってきている。「中国 肥満」で調べると以下のニュースがヒットした。

中国の子ども、5人に1人が太りすぎ 過去20年で4倍に

5人に1人の子供が太り過ぎの中国。原因はやはり食生活なのではないだろうか。西からは中華料理、東からはハンバーガーやポテトなどのハイカロリーな欧米料理が日本に進出してきている。日本も中国と同じように肥満大国になる日が来るかもしれない。

中華料理が人をファットにするが、居酒屋は人を睡眠不足にする。アルコールを飲むと睡眠が浅くなり熟睡できなくなるのだ。夜遅くまで飲んでいればその分寝る時間も少なくなるし。人間は睡眠不足になると、摂取カロリーが増え、ジャンキーな物が食べたくなる。つまり、居酒屋でたくさんお酒を飲む、睡眠不足になる、ドカンと高カロリーな食事を食べるというサイクルに陥り、人はファットになっていくのである。

全く中華料理を食べずにお酒を飲むなといっているわけではない。中華料理は確かに美味しいし、お酒には飲みニケーションという言葉の通りコミュニケーションを活発にする効果がある。しかし、人が美味しいと感じる油は脂肪を付きやすくしてしまうデメリット、酔っ払って気持ちの良い気分にしてくれるお酒は人の睡眠を奪うデメリットがある。この副作用を知らずに毎日のように酒を飲み昼間は王将で炒飯+餃子を食っているサラリーマンはメタボまっしぐらである。