Google Admobとお腹を満たす料理

先日Admob広告を載せたアプリがAppStoreの審査合格しました。

これでAdmob(以降、アドモブ)による収益化がスタートした訳です。

アドモブとアドセンス、似ているようで違います。

  • アドセンスは、ブログの広告
  • アドモブは、アプリの広告

という大きな違いがあります。

アドセンスってカタカナで書くと違和感ないのに、アドモブってカタカナで書くと違和感あるのは私が初心者だからかな。

両方ともGoogleさんの広告なわけですが、結構違うんですよ。この2つ。

管理画面なんかは似ているのですが、アドセンスに比べてアドモブで広告出すって結構ハードルが高い。

アプリ開発のハードルって確かにあるわけでして、誰でもができる訳でないんですよね。

アドセンスの場合、ブログを開設して記事を何件か書けば広告を掲載できるんですよね。

Twitterでも、「アドセンス合格しました!!!」報告をよく見ます。

一方で、アドモブは、アプリを開発してマーケットの審査を通さないといけない。

ブログ記事を書くのは誰でもできそうだけど、プログラミングはそうではない。

だから、圧倒的にハードルが高いと思うのです。

AppStoreのマーケット審査だって、甘くありません。

私は4件のアプリを作ってきましたが、そのうち2件はリジェクトされてお蔵入りです。

1ヶ月もかけて作ったアプリがお蔵入りして、誰の目にも触れることがないって恐ろしくないですか?

ブログの場合はそんなことありません。

適当に15分で書いた記事とかが、マグレで検索上位取れる時もある。

そうするとPVが稼げて、大勢の人の目に止まる。

だから、人の目に触れるためのハードルはブログの方が低いのです。

最近読んだ本があります。

サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ (日経ビジネス人文庫) (日本語) 文庫 – 2016/8/2

求められる美味しさは店によって違う。

「用途」によってお客様が求めている美味しさが異なる。

お腹を満たしたい、ハレの日に豪華なディナーが食べたい、お魚料理を食べたい。

用途によってお客様の求めるものは違う。

お店の料理が美味しくないと感じたのに、そのお店が繁盛しているようだったら、その店の出す料理がお客様の用途に合っていると考えるべきだ。

というようなことが書かれていた。

用途を考える。

なるほどねー。

アプリ開発も同じではないかと。

豪華なディナー(シェフが作った濃い味の料理) = 操作が難しい。ゲーマー向け。クリアするのが難しい。グラフィックや演出、エフェクトが豪華。デザイナーによる装飾。

お腹を満たす料理(シンプルな味付けで毎日食べても飽きない) = シンプルな見た目のゲーム。初心者にも優しい操作。ゲームの構造はシンプルだが毎日やっていても飽きない。

サイゼリアの経営者の考え方はアプリ開発者にも当てはまる訳で。

「あなたの作っているアプリはユーザの用途に合っているか?」を考えることが大事なのかなと。

個人アプリ開発者の場合、豪華なディナーを一人で作るのは大変で不可能に近いので、ユーザのお腹を満たす料理を作ろうと思う訳であります。

操作は簡単、誰でもできる、毎日やっていても飽きない。

、、、毎日やっていても飽きないゲームってどうすれば良いのだろう。

すぐクリアできてしまうゲームだとすぐ飽きてしまいます。

ステージ数を多くする?

難易度を上げる?

ゲーム開発でステージ数を増やすってかなり大変なので、難易度を上げる方向なのかなと思ったり。

それでは。

ABOUTこの記事をかいた人

個人アプリ開発者。Python、Swift、Unityのことを発信します。月間2.5万PVブログ運営。 Twitter:@yamagablog