心に折り合いをつけて うまいことやる習慣

「心に折り合いをつけて うまいことやる習慣」、中村恒子、奥田弘美、読んでみました。

・概要

  • 人は生活をするために働く。お金のために働くってことは恥ずかしいことではない。
  • 「自分はこんな仕事をすべき人間ではない」なんて考えるからおかしなことになる。
  • 仕事が好きでなくても全く問題ない。やらないよりは、やる方がマシかな?くらいのモチベーションが無理なく続けるコツ。
  • 暇は人にとって毒にもなる。大好きでなくても長く続けられる仕事を見つけること。
  • お金も暮らし方も、「己にとってのほどほど」を知らないといけない。出世や子供について人と比べたところで正解はありません。毎日がつらいと思うのであれば、これで上々だと思うのもあり。
  • これくらいやってもらって当たり前という考えは人間関係がうまく行かなくなる要因。常に感謝の気持ちを。自分の言う通り、思い通りになるのは当たり前ではない。
  • やってもらえるか?どう思うか?と相手の意見を聞きながら進める。
  • 小さな親切はケチケチせずにやってあげたほうが良い。
  • 若い人や立場の下の人に対して胡坐をかいていてはいけない。
  • しんどい状況だったとしても、食べられて眠れて心身が健康だったら、ちょっと辛抱して頑張ってみてもよい。
  • 何かに悩んでいるときは、1のことを10にも20にも考えてしまっていることが多い。そういう時には考えるのをストップしてテレビでも見ると良い。
  • ウジウジとあれこれ考えないようにするには、暇を作らないことに限る。習い事でも運動でも楽しいことをやってみる。
  • 頑張らなくてはいけないときは、そのうちくる。だから、そうでないときはがんばらない。
  • 仕事の質は中途半端で結構。途中で投げ出さないことが1番大事。
  • 夫婦喧嘩が絶えない家庭は子供が学校にいかなくなる、非行に走ってしまう。
  • 親がニコニコ笑って機嫌よくそばにいることが、子供の成長には大事。
  • 恒子先生は年下のドクターが自分より上の役職についていても、全く気にしない。他人には他人、自分には自分の人生があると思っている。
  • 「自分や家族が生きていくために必要最小限度のものだけを得られたらええわ。」
  • 成功しなくとも一隅を照らしていければ良い。

・感想

89歳の精神科医の方が書いた本。

気になった部分を概要に書いてみました。

長年、精神科医をやっているだけあって、人の悩みがどこから来るのか熟知されています。

「お金のために働く、仕事が好きでなくてもよい、仕事の質は中途半端でよい、生活に必要最小限度のものだけを得る。」

頑張りすぎず、あきらめ、妥協し、折り合いをつけて生きていくことが大事です。

人はなぜ頑張りすぎるのでしょうか。

お金、出世、地位、成功などの栄光を追い求めてしまうからではないでしょうか。

また、人と比べてしまうからではないでしょうか。

まずは自分にとって大事なものを列挙して、それだけ守れれば良いと考える。

変な欲を出さずに断捨離する。

色んな本を読んでいますが、他の本にも同様のことが書かれていたと思います。

それだけ大事な考え方で、それだけ大多数の人ができていない。

だから、頑張りすぎて精神を病んでしまう人がたくさん出てくる。

日本の自殺率が高い原因もここにあるのではないでしょうか。

日本人は本来頑張りすぎてしまう性格なので、しょうがない気もしますが。

ちなみにこの本はKindleUnlimitedで読んだので無料で読めたのですが、人の悩みの根源を知ることができてとても有益でした。

医者に行かず、治療を無料で受けた気分です。

こういう人生の教訓を説く本ってものすごいご利益がありますね。