PayPay、QuickPay、auPayを比較してみた

うちの近くのスーパーLIFEがついにキャッシュレス決済に対応した。PayPay、LinePay、メルペイが使えるようになった。私が使っているau PayやQuickPayがなぜ対応していないのかとクレームを出したい気持ちもあったが、ここは1つ我慢。世の中で使えるキャッシュレス決済の中ではPayPayが1番使える店舗数が多い。先日行ったアカチャンホンポもQuickPayは使えずPayPayは使えるようになっていた。

PayPayの1億円還元キャンペーンの波は随分前に過ぎてしまった。波に乗れなかった私だが、今更PayPayに登録してみた。11月18日より、じぶん銀行からのチャージが可能になったことも嬉しかった。じぶん銀行は電話番号振込ができてとても便利で愛用している。PayPayは簡単に使えるところが良い。銀行口座を指定すればそこから好きな時にチャージができる。アプリも使いやすいしこれは流行るわけだと思った。

私の生活は、PayPayやQuickPayの登場でほぼ財布がいらない生活になった。財布を持ち歩かなくて良いのはとても便利だ。自販機でペットボトルを買うやちょっとスーパーに買い物に行くとき、スマホだけ持っていけば良いのである。キャッシュレス決済最高。2〜5%還元されるのも嬉しいね。

キャッシュレス決済は便利だが、まだまだキャッシュレスに対応していなくて財布が必要な場所がある。例えば、駅の改札だ。私が使っているのは地下鉄(PASMO)なのでモバイルSuicaが使えない。早くモバイルPASMOが出てきてほしいと心から願っている。あとは個人が経営しているラーメン屋や定食屋などでは使えないお店が多い。自動販売機も最近はQuickPayが使えるところが増えてきたが、まだ対応していない自動販売機も結構目にする。

私の体験を元に使える場所や使用方法をまとめてみた。

名称 使える場所 使用方法 アプリ 会社
PayPay コンビニ、LIFE、松屋、吉野家、ユニクロ、アカチャンホンポ バーコード PayPayアプリ SoftBank
au Pay コンビニ、松屋 バーコード、QRコード au Walletアプリ KDDI
QuickPay コンビニ、自動販売機、ユニクロ、吉野家 ApplePay(FeliCa) iPhoneのWalletアプリ JCB

PayPayとau Payの共通点は多い。通信キャリアが提供しているサービスで、バーコードを表示する点も同じだ。アプリでバーコードを表示して、店員がレジのバーコードリーダで読み取る。使える店舗数はPayPayの方が圧倒的に多い。

一方でQuickPayはバーコード表示ではなく、Apple Pay(Felicaという非接触ICカード技術)を使う。iPhoneの電源ボタンを素早く2回押すと、アプリが立ち上がり指紋認証もしくは顔認証が走る。認証成功すると、「リーダーにかざしてください」というメッセージが立ち上がり、レジ前に備え付けの読み取り機にかざすと決済が完了する。

個人的には、PayPayなどのバーコード決済よりもQuickPayの支払いが好きだ。店員にバーコードを読ませる必要がないので手間が少ない。QuickPayは便利だが使える場所がまだまだ少ないのでもっと増えてほしいと思う。この前スタバで使おうとしたら使えなかった。

スマホが財布や電子カードの代わりになるって想像していなかったけど、着々とインフラは整いつつあり私たちの生活を変えている。経産省が還元キャンペーンを行い、対応できる店舗はどんどん増えている。技術的には、FeliCa(Sonyが開発した非接触ICカード技術)がAppleに採用されiPhoneに搭載された。ApplePayを使って、買い物したりJRの改札を通過できるになった。そのうち、家の鍵もスマホで開けることができるようになるかもしれない。実際、スマホで鍵を開けるスマートロックが発売されている。

現金、クレジットカード、SUICA、家の鍵がスマホに置き換わった。マイナンバーカードはどうなのだろうか。マイナンバーカードの場合、カードに埋め込まれたICカードを使い公的個人認証を行うことでセキュリティを担保している。つまり、このカードを物理的に持っていないいけない。マイナンバーカードがスマホに置き換わる日が来ることに期待。

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個人アプリ開発者。Python、Swift、Unityのことを発信します。月間2.5万PVブログ運営。 Twitter:@yamagablog