妻の無痛分娩に立ち会った話

晩御飯に出た入院食

妻が無痛分娩で初めて子供を出産した。

夫として出産に立ち会ったのでその記録をまとめてみようと思う。

前日

妻は出産前日の夕方から入院した。

夜19時頃。

私はその日仕事だったので、仕事終わりに病院へお見舞いに行った。

2月の寒波がきていて、今年一番の寒さ、夜は氷点下だったと思う。何が暖冬だよ。

都内の病院で、子宮口を広げるためにバルーンを入れていた。4センチになるまで広げるようだ。

背中に麻酔のための針を刺していた。

あまり熟睡できなさそうだと思いながら帰路に着く。

出産当日

次の日、午前10時頃病院へ。

出産休暇を事前に申請していたので、この日は休み。

計画分娩(無痛分娩)だと、計画的に休みを申請できるのでサラリーマンにはありがたい。

回復室と呼ばれる部屋で、すでに陣痛促進剤が点滴されていた。

朝9時頃から始まっていたらしい。

朝ごはんは食べれたと言っていた。

手前の装置が陣痛促進剤を点滴する為のものだ。

24ml/hと書かれているのは、促進剤の量だ。

この後ちょくちょく看護師さんがきてこの量を増やしていった。

看護師さんは血圧も測っていた。140超えていたので高血圧だね。

左の数値(151)が赤ちゃんの心拍数、右の数値(24)がお腹の張り、らしい。

ちなみに私の心拍数は70。私の2倍以上の心拍数の赤ちゃん。

点滴をつけたままトイレに行くのが大変そうだった。

まだ麻酔は投与されていない。

回復室は他にも妊婦がいてとても狭い。

コソコソ話が気になって読書に集中できない。

 

12時。

LDR(分娩室)が空いたので移動。

こちらは広い個室。

他の人が居ないのでとても快適。

陣痛促進剤の投与量は60に増えた。

お昼ご飯は食べれないので妻が可愛そうだ。

 

13時過ぎ。

私がお昼ご飯から戻ると、麻酔が投与されていた。

お腹が痛くなってきたようだ。

破水もしたと聞く。

促進剤は84になっている。

少しづつ赤ちゃんが出てくる気配がしてきた。

 

13時40分。

妻の痛みが増してきた。

麻酔を追加投与。

子宮口は6センチまで広がったと助産師さんが言っていた。

 

14時頃。

妻の母親登場。

分娩室の付き添いは1人のため、私は外の待合室で待機することに。

促進剤は96。

麻酔が効いてきて痛みは低減されたようだ。

 

15時15分。

助産師さんに呼ばれて部屋に入る。

生まれそうなのでベッドの側で立ち会い開始。

妻の頭の辺りに立って応援する。

助産師さんが子宮をいじっている。

助産師さんの手袋についた血が見える。

妻の力むのを助けるために枕を押さえる。

麻酔をしていても痛そうだった。

麻酔がなかったらと思うと、、、とても恐ろしい。

途中で産婦人科の先生が登場してハサミのようなもので子宮口を切って出口を広げた。

 

15時50頃。

その直後、赤ちゃんが臍の緒、胎盤とともに飛び出して来た。

無事出産。

産後の赤ちゃんの写真を撮影させてくれるサービスもあった。

やっぱり可愛いね。

出産後、妻の出血が止まらずヒヤヒヤした。

1Lは出血したというから、心配になる。

子宮口が閉じずに出血量が増えていた。

 

18時頃。

夜ご飯が運ばれてきたが、妻が食べれそうになかったので私が代わりに食べる。

 

19時。

妻が寝たので私は帰宅。

まとめ

助産師さん、お医者さん、看護師さんの働きによって赤ちゃんが無事生まれた。

生命の誕生を支える医療のお仕事は尊いものだと感じた。

無痛分娩は計画的だし、当日の痛みもかなり和らぐようなので選択して良かったと思っている。

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