「走れば脳は強くなる」、重森健太、読んでみました。
概要
- 生涯ボケずに健康な脳を保ちたいのであれば、30代、40代から脳を鍛える習慣をつけておく必要がある。
- 1990年にイリノイ州のネーバーヴィル高校での実験では、0時限目としてランニングやエアロバイクなどを行った結果、生徒たちの記憶・集中力が高まり、成績が格段に上がった。
- 年収750万円以上の人たちは、スキューバダイビング、スキー、テニス、旅行などで体を動かす回数が、年収300万円以下の人に比べて、2倍も多い。
- 走った後の血流反応で真っ赤に反応しているのが、海馬と前頭葉。走ると頭がすっきりするのはこのため。
- ランニングで血の巡りがよくなり、脳内が新鮮な酸素を含んだ血液で満たされると、脳細胞が増えるという現象がおきる。(ニューロン新生)
- 走ることでうつ病予防の薬に使われているガンマアミノ酸(GABA)の分泌が促されるため、ストレス連鎖を断ち切ることができる。
- 運動強度の60-80%のランニングを1日20-30分、週3回、3か月で行うのが脳に刺激を与える最低ライン。やみくもに走るではなく、運動強度を意識して走ること。
- 朝ランをすることで仕事効果が格段にアップする。脳のリズムが整い、完全に覚醒した状態で仕事に臨むことができる。
- 朝ランをして1日の早い段階で代謝を上げると、全体的に基礎代謝が上がり多くの脂肪が燃焼される。
- 1日2km走れば体重が増えることはない。それ以上なら痩せる。
- 階段1段飛ばしで前頭葉が活性化される。
- 脈拍は、運動強度を知る上でとても重要な情報。
- 30歳、安静時の脈拍が60拍/分の人が70%の強度で運動したい場合の目標心拍数は、172拍/分。
- フォーブスのコラム、「成功者が朝8時までにしている5つの習慣」でも第1に「運動」が挙げられている。
感想
走れば脳が鍛えられる。
この事実を知って私も走るようになりました。
その際に注意しているのが脈拍。
脈拍を測定することで運動強度が分かります。
最近アップルウォッチを買ったのですが、これを使うと走った距離や脈拍が測定できて便利です。
ランニングを習慣にするならアップルウォッチを買うのがオススメですよ。
走ると、集中力が上がり、頭がすっきりして、脳細胞が増え、ストレス解消、仕事効率アップ、脂肪燃焼効果があります。
成功者が朝8時までに運動をする理由が分かりました。
この本では「脳を鍛えるには運動しかない」の内容も記載されています。
Kindle unlimitedを使って、無料で読めたのでラッキーでした。