ピョートル氏の「世界最高のチーム」を読んでみました。
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心理的安全性が高いってどういうこと?
心理的安全性が高いというのはつまり、「安心してなんでも言える」こと。
成果を上げているマネジャーほどプライベートの相談をする
グーグルでは、1on1というコーチングするための面談が設けられている。
マネジャーと部下が1on1を行った時に、成果を出しているマネジャーほど部下のプライベートの相談をしている。プライベートで悩みがある人は仕事で成果を出しづらい。
愚痴はチームのことを気にしている証拠
愚痴っている人は実はチームのことをよく考えているらしい。マネジャーは愚痴を注意するのではなく、チームを良くするためのチャンスと捉えるべき。
新人の発言を促す
新人にはどんどん仕事を任せた方が良い。そうした方が信頼されていると感じる。マイクロマネジメントするのではなく、新人の期待や自信を高めてあげるようにする。
パフォーマンスを上げるには雑談が大事
ある広告代理店の実験で、仕事の話をしているチームと雑談をしているチームでは、雑談をしているチームの方が成果が出ているという結果が出ている。マネジャーの仕事は部下が会社に来たいと思えるような環境を作ること。
弱みを出せるマネジャーは強い
マネジャーが何か失敗した時には、メンバーに「〜で失敗した。ごめん。」と謝る。部長の愚痴も素直に話す。部下に弱みを出すことが大事。
読んでみての感想
心理的安全性を高めるために、安心して本音を言い合えるチームを作る。言うのは簡単だがとても難しい。日本の大企業では、本音なんて言えないと思っているマネジャーや部下が大半だと思う。じゃあどうやったら本音を言えるようになるのか。そのヒントを得るための本でした。
おわり。