「溜め込まない技術 「フロー人間のススメ」」を読んでみました。
この本は精神科医の和田先生が書かれたものです。
私のような素人でも読みやすく学びの多い一冊でした。
目次
フロー人間とストック人間
フロー人間とストック人間って何でしょうか。
ストック人間の特徴
- カッとなるとなんども思い出してずっとムカムカしてしまう
- 落ち込むといつまでもクヨクヨしてしまう
- 目の前のことに夢中になりがち
- 他人の評価が気になる
- 責任感は人一倍
- ストイックだと言われる
- 失敗するくらいならやらない
フロー人間の特徴
- いつもご機嫌である
- カッとなっても、放っておいて、忘れてしまう
- 過去のことはあまり覚えていない
- 気晴らしがうまい
- ダメだら、すぐやめる
- 多少のソンは気にしない
- いつも動いている
私はほとんどのストック人間の特徴に該当することが分かりました。
私はストック人間だったのです。
感情の流れを自分で止めてしまうんですよね。
多分これは生まれつきの性格です。
でもこう言う人って結構多いんじゃないかな。
カッとなると何度も思いだすって普通かと思っていました。
でもそれはストック思考で、フロー人間はそんなこと考えてないんですね。
嫌なこともカッとしたこともいつも頭の中でグルグル回っています。
そんな状態からどうやったら抜け出せるのかなぁ。
森田療法で紹介されている「感情を放っておく」ことができないんですよね。
これは精神的な病気かもしれないなぁ。と思う今日この頃。
さっさと別のことをするフロー人間
フロー人間は、いつまでもクヨクヨ悩まずに、楽しいことをします。
映画を見たり美味しいものを食べたり。
気晴らしの仕方をたくさん持っているのがフロー人間の特徴。
ウツになりそうになったら、料理をすると良いと聞いたことがあります。
料理をすることで頭の中が空っぽになり、嫌なことを忘れられるのでしょうね。
私の場合は、ブログを書いたり、筋トレをすることかな。あと英会話も。
こんなものだとあきらめるフロー人間
こうあるべきだと理想を追い求めるストック人間。
一方で、こんなものだとあきらめるフロー人間。
「モテるために痩せてないといけないと思う女性」
「上司の期待に答えなければいけないと思う男性」
これはストック人間の特徴です。
これを読んだ時には気が楽になりました。
私は結構仕事の嫌なことから逃げちゃうのでダメ人間だと思うことが多かったのですが、それも1つの自分の良いところだと受け入れることができました。
100点は取れないけど60点を取れればいいかな。
振り返ってみると自分の人生は60点だらけだったけど、こんなものだよなぁ。
フロー人間は本を途中から読む
全部読むのではなく一部の気になった部分だけを熟読する一部熟読法。
私も実践しています。
目次を見たり、パラパラめくって、気になった部分だけを読む。
重要なことや筆者が伝えたいことなんて一章分くらいです。
気になった部分についてはこうしてブログで感想を書いています。
ブログでアウトプットすることで自分の頭の中に整理して記憶されるので、書評を書くことはオススメですよ。