「未来の働き方を考えよう」を読んでみた

「未来の働き方を考えよう」、ちきりん

を読んでみました。

3つの革命的変化

前半では3つの革命的変化について述べられています。

  1. 大組織から個人へ、by IT革命
  2. 先進国から新興国へ、by グローバリゼーション
  3. ストックからフローへ、by 人生の長期化

大組織から個人へ by IT革命

IT革命によって以前は大組織には敵わなかった個人が、SNSなどの台頭によって個人でも大組織と戦うことができるようになった。

代表例がウィキリークスであり、高度な知識を持った個人のネットワークと、国家が戦う事件が起こった。

ビジネスの世界でも同様。

今では大企業でなければ調達できなかった資金を、ベンチャーや個人が調達できる。

昔は自社で技術者を抱えないとモノづくりできなかったが、現在は自社で設計だけして製造は海外の専門工場に委託できる。

ITの進化により、世界のエンジニアがネットワークで繋がり協力して車を作る「個人事業主の自動車会社」も出てくるかもしれない。

先進国から新興国へ by グローバリゼーション

同一賃金・同一労働という言葉は、国内だと正規社員と非正規社員の給料を同じにするという意味で使われる。

グローバルで見た時には、日本よりもベトナムの方が工場の賃金が安いからベトナム工場に委託する。同一労働だから同一賃金だよね。という意味で使われる。

ホワイトカラーの仕事も新興国に移します、という会社も出てくるかもしれない。

わざわざ高い日本で仕事をさせるよりもフィリピンなどの新興国に置いて、必要な仕事は電話会議にし移動はLCCにすればコストが抑えられる。

今や米国の一流大学の授業はネットを通じて受けられるので、新興国の人たちもネットを通じて高度が教育が受けられるようになった。

教育の機会が均等化すれば新興国からも世界レベルの知能や頭脳が出現し、先進国の優位性は崩れる。

ストックからフローへ、by 人生の長期化

人の寿命が伸び100年生きられる時代では、貯蓄などのストックよりも稼ぐ力=フローが大事になる。

現代では、貯金や家族、学歴などのストックがあった方が幸せに暮らせる。

これから人生の長寿化が進むと、いくらストックがあっても減っていく一方なので常に不安は付きまとう。

フローの力を持つ人は、ストックはなくても自分で稼ぐ力を持っているため、不安になることはない。

人間関係も過去に築いたストックではなく、新しい場所で新しい人間関係を築けるフローの力が必要になる。

2つの職業人生を生きる

20代ー40台の前期職業人生と、40台以降の後期職業人生に分ける。

前半の人生は、結婚して就職して子供を持って家を買って、という定番のパッケージライフ。

後半の人生は、自分のオリジナルの人生。作家や画家、プロのカメラマンなど自分のやりたいことをやる人生。

20年も働き40代という様々な条件が整った中で、「自分は何がしたいのか」主体的に人生を考えてみることが大事。