人生が変わるアウトプットの技術

この本を読むと、電子書籍というものが身近に感じるようになります。タイトルにはアウトプットの技術と書かれていますが、要は電子書籍を始めよう!という内容になっています。

アドラーの心理学で自分が幸せだと思う3つの条件は、自己受容、他者信頼、貢献感です。これら3つの条件を満たすのが電子書籍を書くということ。自分の経験や失敗談を共有することで、誰かの役に立ち世の中に貢献できるのです。

電子書籍と最初に聞いたとき、私はハードル高いなぁと思いました。けれども、電子書籍に必要なのは、ワード原稿表紙画像の2つだけでした。なんとアマゾンのKDP(Kindle Direct Publishing)にログインしてこの2つをアップロードするだけで良いそうです。まさに史上最良のアウトプット時代。

売れた書籍の70%のお金が著者に入るそうです。また、kindle unlimitedでは、読者が読んだページ*0.5円の売り上げがもらえるそうです。(1ページ当たりの文字数が少なめなのもこれを意識してかな?)

へー。めっちゃ簡単。表紙画像は大事なのでデザイナーさんに頼めばよいとのこと。ランサーズやココナラでお願いすれば数千円~2万円で質の良い表紙画像ができるみたいです。

本の書き方についても書かれています。自分の書きたい内容に関して、過去に自分が読んだ本を5~10冊集める。その本の小見出しを書き出す。その中で共通のものや、自分の書けそうなパートを15~20個取り出す。1つのパートにつき、1000字書く。これで2万字。一冊の本が出来上がるそうです。

本を書く上で大事なのは習慣化すること。書きやすいパートから書いてオッケー。1日1行以上書く。というルーチンを決めて淡々と書くのが良い。モチベーションが高いと、いつか下がってしまうのでモチベーションを上げる必要はない。

すげー。本の書き方、習慣化の方法、KDPの使い方が全部書かれている。電子書籍が身近になりました。1冊書いてみようかな、そんな風に思いました。読みやすくて実践的で間違いなく良書です。

Kindle unlimitedで本の探索は日常的にやっていましたが、この本を見つけたのは最近でした。なんでだろうと思って、発行日をみたら2019年11月25日でした。最近出た本みたい。新しい本を読むとなぜか得した気分になる私。

おわり。

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個人アプリ開発者。Python、Swift、Unityのことを発信します。月間2.5万PVブログ運営。 Twitter:@yamagablog