「スタンフォード式 疲れない体」、山田知生著、読んでみました。
概要
- IAP呼吸法(腹圧呼吸)を行うと疲れをブロックできる。
- IAP呼吸法ではお腹周りを硬くしたまま息を吐き切る。
- 腹圧アップによって、体幹と脊柱が安定し、取り込める酸素量が増える。
- 疲れない体にするには、実際の身長よりも高く見えるようにすること。猫背や腰のSカーブを避ける。
- 食事は決まった時間に3食食べること。特に朝食は抜くと、血糖値スパイクの原因となり眠くなったり疲れやすくなる原因となる。
- 朝食にパンケーキやフレンチトーストのような甘いものは禁止している。
- 間食にはフルーツを食べてビタミンを補給するのが良い。
- お菓子、アイス、ケーキなどの人工的に甘くした食べ物は体内のビタミンを消費し、疲労を招く食べ物なので避けるべし。
- 鶏胸肉は疲労回復に良い食べ物。
- 炭水化物の中でも、ライ麦パンや玄米などの茶色い炭水化物は、栄養が多いのでオススメ。
- ブロッコリーやカリフラワーは茹でると栄養が抜ける。切っただけ、洗っただけの手抜きサラダの方がよい。
- 寝る時間が不規則だと疲れている証拠。休日も平日と同じように起きて寝ること。オリンピック選手は休日も同じ時間に起きている。
感想
この本のメインテーマであるIAP呼吸法。
私は初めて聞きましたが、実際にやってみるとお腹が硬くなっているのが分かります。
横隔膜を下げて腹圧を高めることでパンパンになったお腹を作ることが疲れをブロックする方法。
お腹が硬いかどうかでできているか確認できます。
服の上からだと分かりづらいので最初は裸になってやってみると良いと思います。
毎日1回は腹圧呼吸をやって疲れづらい体を作ろうと思いました。
体の姿勢と疲労に関係があることは初めて知りました。
姿勢の良い人って実際の身長よりも高く見えて、しかも疲れにくいそうです。
腹圧を意識して綺麗な姿勢を保ちたいです。
猫背や腰の曲がり具合は自分だと分かりづらいので、検査する方法があれば知りたいですね。
食事についても書かれていました。
注意すべきは血糖値スパイク。
朝ごはんを食べずに昼に多めに食べたり、朝にフレンチトーストなどの甘いものを食べると血糖値スパイクが起きるので注意するべきです。
鶏胸肉やサラダ、フルーツを中心に食べて疲れづらい体にしたいです。