漫画でわかる7つの習慣③、小山鹿梨子、フランクリン・コヴィー・ジャパン、宝島社、2014年10月発行。
付箋数:4
満足度:★★★
重要なことに時間を使う
子会社の部長に出世するが妻から離婚届を突きつけられるAさん、出世はしていないが家族と仲の良いBさん。
どちらが幸せなのでしょうか。
Aさんのいなくなった家族は戻ってきません。
Aさんは常に会社の仕事を優先、チャンスと捉えて何でもかんでも仕事をこなしていました。
しかし、それらの仕事は本当に重要なことなのでしょうか?
緊急の用事はいつも人の前に現れますが、緊急の用事は大抵重要ではないのです。
何が重要なであるかを自分の中に持っていないとACT(行動)することができず、
緊急の用事にREACT(反応)するようになってしまいます。
重要でないことはやらずに、自分にとって重要なことだけに時間を割くこと。
人に任せて時間を生む
デリゲーションとは人に仕事を任せること。
「あれやって」「これやって」と細かく指示することではなく、具体的に達成して
ほしいことを伝えてあとは信頼して任せること。
信頼して任せた方が仕事へのこだわりが生まれ最終的に良い結果が得られる。
任せた方も細かく時間を割くことが無くなるので時間が生まれる。
相手の心に耳を傾ける
人は感情的に話すときと論理的に話すときがある。
「悲しい」、「楽しい」、「辞めたい」、「辛い」などの感情的な言葉を
聞いたら「楽しいんだね」、「辛かったね」と気持ちを認める言葉を返すこと。
論理的な言葉、例えば「〜をするか迷っている」のような話で
あったら「メリットを比較すると〜」のように論理的にアドバイスを
すれば良い。
相手の心に耳を傾けることでwin-winの関係が築けるようになる。