考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言 (宝島社新書) (日本語) 新書 – 2018/11/30
概要
- 考えるべきなのは今日のことだけ。今日達成することだけ考えて着実に実行する。未来のことは考えない。
- 過去は変えられないのだから思い悩まない。
- 打席数が多いほどホームランの可能性は高まる。
- SNS上でアウトプットすることで成長できる。インプットだけの情報メタボになるな。
- お勉強は受動的、学びは能動的。
- 人は暇だと不安、嫉妬、焦りのようなゴミ感情が溢れ出す。考えるネタを脳に与えよう。
- 美味しいものを食べて、ぐっすり寝て、いつまでもクヨクヨしない。過去のことは忘れる。
感想
未来のことを考える、過去のことを考える。
一見大事なことに聞こえるが実はあまり意味がない。
例えば、
「将来、地震が来るかもしれない、どうしよう。」
と考えて不安になるのは意味がない。
日本に住んでいれば地震は避けられないし、不安に思ったところで何も対策ができないのだから。
同様に過去の失敗を気にしていてもしょうがない。
過去のことなど誰も覚えていない。
人間は本能的に嫌なことは忘れるようになっている。
大事なのは、「今、この瞬間」なのである。
流行りのマインドフルネスは、「今、この瞬間」に集中するようにするためのものだ。
なぜ、過去や未来のことを考えて悩んでしまう人が多いのだろうか。
私は思い悩む人は暇だからだと思う。
例えば、目の前の仕事などがあって忙しい人は将来、過去のことを悩んだりはしない。
目の前のことで精一杯なのだから、考える余裕なんてない。
しかし、暇な人は過去のことや未来のことを考えて、鬱になったり不安になったりする。
著者の言うように暇は脳に毒なので、考えるネタを定期的に与えよう。
私はブログ、Youtube、SNSでのアウトプットが良いと思う。
アウトプットするには日常的にインプットが必要になる。
良質なインプットには学びが必要である。
自分で考え、動いて、考え、知識を得る。
このプロセスこそが学びになる。
私はサラリーマンをしているが、仕事はぶっちゃけ暇な時が多い。
そう言う時には過去を思い出して不安になったりしてしまうこともある。
しかし、自分の趣味であるブログやプログラミングについて考えると、そんな悩みは吹っ飛ぶ。
どうやってプログラムを組むか、どうやってブログでアウトプットするべき、夢中になって考えているからだ。
夢中になるものを見つけて、それ以外の余分なことは考えない。
そうやって生きていく。