「睡眠こそ最強の解決策である」を読んでみた

「睡眠こそ最強の解決策である」、マシュー・ウォーカー、読んでみました。

本の内容は濃くページ数も多いですが、私が知らなかった睡眠に関するお宝情報が満載です。

目次を読んで気になった部分をツマミ食いする形で読み進め、学んだ内容をまとめました。

概要

  • 客室乗務員は脳の1部が小さい。タイムゾーンが頻繁に変わるストレスで脳細胞が破壊されたからだ。また、同世代の人に比べて物忘れが多い。
  • カフェインの半減期(体内で半分になる量)は5−7時間。午後の早い時間に飲んでも、寝る時間にはまだ体内に半分のカフェインが残っている。カフェインは睡眠を妨害する。
  • 睡眠の前半はノンレム睡眠、後半はレム睡眠が支配している。0時から6時までの睡眠だとレム睡眠の大部分が不足し、2時から8時までの睡眠だとノンレム睡眠の大部分が不足する。
  • FMの電波は高周波数(高品質の情報を大量に送れる)だがすぐ息切れする。AMの電波は定周波数だが、広範囲をカバーできる。覚醒時の脳波はFMラジオ、睡眠時の脳波はAMラジオに例えられる。
  • レム睡眠(夢を見ている時)になると体が麻痺する。体が麻痺するおかげで夢の内容を実行しなくて済む。
  • ギリシャでシエスタ(午後1時から5時まで寝る)をやめたら死亡リスクが37%も上昇した。
  • 人間(ホモ・サピエンス)は他の類人猿と比べてレム睡眠が長い。類人猿は木の上で寝ていたが、ホモ・サピエンスは木から降りて寝るようになった為、睡眠の再設計が行われたと考えられる。レム睡眠が長くなることで、心の知能指数(EQ)が上がり、感情をコントロールできるようになった。
  • 4−5時間睡眠になると食欲が大幅に増す。
  • 睡眠不足になると、ジャンクな食べ物が食べたくなる。具体的には、ケーキなどの甘いもの、パスタなどの炭水化物、ポテチなどの塩っぱいものだ。
  • 睡眠不足になると、体は脂肪を手放さなくなる。その為、筋肉から減っていき脂肪が残る。
  • ipadの読書は紙の読書に比べてメラトニンの分泌を20%も抑える。
  • 睡眠不足の社員は仕事が効率的でなく、簡単な仕事を選ぶ。
  • チェルノブイリ原発事故は、睡眠不足のエンジニアが引き起こした。アラスカ湾の原油事故も同様。

感想

睡眠に関する知識が盛りだくさんでした。

例えば、レム睡眠とノンレム睡眠。

人間にとって、レム睡眠は感情をコントロールする上で重要。

レム睡眠の長さは人間が1番多く、そのおかげで人の感情を読み取ることができ社会が発展してきたのです。

睡眠は、感情のコントロール、肥満の防止、ダイエット、仕事の生産性の向上、とありとあらゆる場面で効果を発揮します。

この本のおかげで睡眠の偉大さを知ることができました。